民間の退職代行サービスの数を調べてみると、何と70社以上もあるんです。
でも、その中からどの退職代行サービスを選べばよいのか分かりませんよね?
そこで、今回の記事では、民間の退職代行サービスのデメリット・メリットと選び方を踏まえた上で、民間業者を紹介しています。
デメリット・メリットを比較
民間の退職代行サービスのデメリットとメリットを比較して、以下にまとめました。
デメリット
- 非弁行為はできない(交渉事)
- 訴訟に発展した時に対応できない
民間業者は交渉事ができません。非弁行為と呼ばれるもので、もしやっているとすると、会社側からの訴訟などトラブルに発展した場合対応できません。(ケースとしては少ないですが)
民間業者ができるのは、あくまでも退職の意思の伝達と未払い金や有給休暇の確認です。
メリット
- 弁護士と比べると価格が2~3万円安い
- 営業時間、連絡体制、転職支援などのサポート面が整っている
民間業者でも5万円を超える価格設定をしているところもありますが、おおむね平均すると3~5万円です。
弁護士は5万円を超えるところが多く、未払い金の回収がある場合には、別途オプションで、着手金や一定割合を徴収するところがあるので、トータルで考えれば民間業者の方が安いことは確かです。
しかし、民間業者でも1万円台のところは辞めておきましょう。いくら安いからと言って、安物買いの銭失いになりかねません。
また、サポート体制も弁護士より整っています。
弁護士は他にも業務を抱えているため、対応が遅れたりすることがありますが、民間業者は専門で退職代行を行っているため、利便性は良いです。
民間の退職代行サービスの選び方
民間の退職代行業者は乱立しています。非常に多くてどれを選べばよいのか分からない。
そこで、選び方のポイントをいくつか紹介します。
- 過去の実績
- 利用価格
- 対応の早さ
- 転職支援・特典
過去の実績
過去の実績は公表している退職代行サービスと、そうでないところがあります。
公表しているところは圧倒的に少ないですが、実績に自信を持っているので、おすすめです。
利用価格
3万円前後の退職代行サービスが多いです。中には、1万円台や4万円、5万円以上するところもありますが、3万円前後のところで十分です。
また、正社員・契約社員よりもアルバイトの方が若干価格が安いです。
対応の早さ
弁護士は他の業務もあるので、対応が遅いこともありますが、民間の退職代行サービスは専業でやっているので、対応が早いところがほとんどです。
転職支援や特典に釣られて選ぶべきではない
転職支援も退職届のテンプレートなどの特典もあれば非常に便利です。
転職先を決めないまま、退職してしまった人にとっては、転職支援があると助かります。
退職届も書いたことがない人がほとんどなので、テンプレートがあると、どうやって書けばよいのかすぐに分かります。
しかし、退職代行はスムーズに退職できるようにサポートするのが本来の仕事(※弁護士が退職届も書いてくれるなら別)ですし、転職先もあらかじめ自分で決めておくのが、本来のあるべき姿です。
あくまでもプラスアルファとして捉えておきましょう。
民間の退職代行サービス
退職代行SARABA
おすすめ度:☆☆☆☆☆
公式サイト:https://taisyokudaikou.com/
もし、退職代行だけでなく、未払い金・有給が有って、揉めそうな時に交渉を依頼するなら、退職代行SARABAを選びましょう。
通常、民間の退職代行サービスは非弁行為にあたる交渉ができませんが、退職代行SARABAは労働組合が業務の実行をするため、労働組合法に基づいた交渉が可能です。(サービス販売は株式会社ワン)
料金は27,000円で、追加料金もないので、非常にお手頃です。万が一退職できなかった場合には、100%返金保証が付いています。
本人が休業を選んだことを除き、100%の成功率なので、安心して頼めます。
24時間、365日対応していて、即日退職も可能です。相談回数も無制限なので、退職の引き止めに遭って、どうしようか迷っている人は、相談してしまった方が楽ですよ。